FF14をはじめたと思ったら脳トレを掴まされた疑惑を持ったヒーラーのプレイ所感
FF14!面白いぞ!
ファイナルファンタジー…それはかつて、テレビゲームを知らない昭和の子供たちに、多大なる影響を与えた偉大なるRPGの祖
誰もがファイナルファンタジーで、あるいはドラゴンクエストで、この世界に『ロールプレイングゲーム』なるトンデモ面白い概念があることを学んだことだと思います
そうして時は流れ、平成、そして令和
かつての偉大なる系譜は、時代にそった進化を遂げ、幾度も誰にも予想できない想像だにしない爆発的な変化を起こしながら、それでも今なお多くのゲーマーたちに愛されているのです
簡略的ではありますが、その称賛すべき時代の流れを少しだけ紹介させてください
主人公:クラウド
ご存知ツンツン頭のクールな少年
もはやファイナルファンタジーというタイトルそのものを代表する顔といってもいいかもしれません
それほどFF7が日本にいやさ世界に与えた影響は大きく、当時ゲーム業界に間違いなく革命を起こした風雲児です
その素晴らしさは今なお語り継がれ、ついに令和の世にリメイクされるに至りました
なんせ国会議員すら国の議題に挙げ「時代はクラウドなんです!」と声高らかに宣伝するほどですからね
その影響力、推して知るべしといったところか
余談ですが僕の見立てでは連邦は間違いなくクラエア派。必ず結ばれなきゃダメなんですか?とか言いそうだから
主人公:ティーダ
これも当時のゲーム業界を唖然とさせた作品。間違いなく時代を動かしたゲーム
過去タイトルから急激に進化した美麗なグラフィックス、息もつかせぬ怒涛のシナリオ、主人公とヒロインの恋愛をかなり前面に押し出し、当時のトレンドを感じさせます
クリアしたとき初見で泣かない人はまずいない、いるとすればそれは涙腺が枯れてる志々雄真くらいだろうという名言も歴史に残っているほど泣けます。言ったのは僕です
FFの進化の象徴といえるかもしれません、FF13は
既存の作品にこだわることなく、常に新しいものを作るというファイナルファンタジーが目指す世界に間違いなく該当する意欲作
これが賛否両論であることそのものが、進化だと僕は思ってます
長く続くタイトルは、長く続くファンが残り続ける。でもそれだけじゃ変化はえいえんに訪れない、ファンが求めるのはいつだって「当時遊んだ思い出」で、それは間違いではないけれど、新陳代謝をしないと作品の時間が止まったままになってしまう
若い人に受け入れられるべく、進化と変化は絶対に必要不可欠
FF13はその意欲作だと僕は思います
FF12もそうですが、模索することを常に辞めないことがファイナルファンタジーの本質だと僕は思ってます
そして、偉大なる先輩たちに続くべく、新たな革命の主人公がまた、世に生まれる…!
主人公:Higma
いや先走っちゃったなーこれは。スクエア・エニックスさんも
やってしまいましたねこれは。模索っていうか迷走だもん
イケメンイケメン美女ジジイの流れは冒険を飛び越えた無謀でしかないもん
伝統放り投げてるもんこれ
こんなほっかむりかぶった老人が主人公ですよFF14は
間違いなく趣味は盆栽、好きなことは縁側で熱い緑茶を飲むことだもん
これ若者に受け入れられる?大丈夫?
ディシディアファイナルファンタジーに出演したとき味方側からチラ見されない?
えっあの人…来るとこ間違えてない? 向こう側の人来ちゃってるよ…みたいに陰口叩かれない?いける?誤魔化せそう?
必殺技の演出でなんかどこからか出てくるセル戦ラストのかめはめ波のときみたいなサブキャラの幻影のやつじゃんとか言われない?
FF14は自由!MMORPGなんです!
そんなわけで前置き長くなっちゃったんですけど、FF14をはじめたんです!
FF14はMMO、いわゆるオンラインゲームなので主人公のキャラクリも自分でカスタマイズできるんです!
だからしばしばホストゲーなんて揶揄もされてしまうFFでもこのとおり!白髪でも主役やれます!すげえや!
かけてる眼鏡絶対これ老眼鏡ですよね…ほんと、家で大人しくしてほしいものです
資格とかないしギルド加入も自己申告制だしようは無職が勝手に名乗ってるだけの実質職業不定でしょ?定年後に選ぶ仕事じゃないと思う
街の隅で客もまばらなでも決して悪くない雰囲気の静かな喫茶店とか開いてほしかった
まぁでも彼が老いてなお冒険に出たいというのなら僕は応援するだけです
ゲーム開始時、このじいさん所持金0ギルでしたけどね
どんだけ世捨て人なのよ
ランプナイフくらい鞄に詰め込んで出てきてくれよ頼むから
職っていうか組織に配属しました
そんなこんなで冒険進めてたんですけど、今「暁の血盟」に入るところまできました!
聞く感じでは国際連盟所属の秘密警察的な?わりとお金持ってそうな職場でした!
ようやく僕もそれなりの肩書を手に入れてほっと一安心といったところですかね
これまでひたすらこなした雑用が実を結んだ瞬間というわけです
ただこの組織、活動目的が「世界の救済」ということでね、あのまぁちょっと正直お近寄りになりたくない宗教的なスメルがするといいますか、普段の僕なら
「あ、すみません今ちょっと家が爆発四散したんでいったん落ちますね^^;」って言って速やかに回線切るところなんですけど、シナリオ上必須みたいなので仕方なく組織の所属を承諾します
そんでこれからどうやら蛮神とかいうバケモノ退治に行くみたいです!
新人にやらす仕事ではないのでは?ここ福利厚生大丈夫かな…
こころ病んだら保険おりますか?一応労基の住所聞いといてもいいですかね
ヒーラー!
職業はヒーラーを選んでゲームをはじめました!
図体のでかいキャラがヒーラーだったらギャップで面白そうというただその一点で選んだんですけど、ま~~~~~これがもう大変で!大変で!!
一番最初にダンジョン行った時はガン緊張してたんで死後硬直みたいに微動だにせずひたすら回復に徹してたんですけど、進めてくうちにタンク役の1人しか基本は体力が減らないというおそらくこの世でいま僕しか気づいていない世界の真理を察知してからは比較的心にも余裕ができて、
え?これイケんじゃね?ラクショーなんじゃ?
いや違う…単純に才覚があったのだ…この僕にヒーラーの才能が…!
そうかそうだったのか、思えばこれまで生きてきて何の才能を発揮する場にも恵まれず、平平凡庸な人生を送ってきた…そのまま無味無臭のままなんとなく就職、職場でも話す言葉は「おはようございます」「え?マジですか?」「確かに」「お疲れさまでした」の4つだけで1日を乗り越えるだけの乾燥した日々…
だがここにあったのか…!
僕が秘めた才能…人間一つは持ってるとされる人より優れたセンス…!
それが…ヒーラー…!
そう思って調子乗って攻撃とか併用し始めたらターゲットが今味方にいってんのか敵にいってんのか全然分かんなくてタンクの人が瀕死のとき気づけば自分にケアル連発してて
「ひぎぃぃぃぃい!ごめんなさいいいいいい!」と心中自惚れを呪いながら自分に満充電かましてました
ターゲット切り替えほんとむずかしい…
操作に刹那の判断が要求されるんですよね
思い悩んだ挙句もしかしたらこれはファイナルファンタジーの皮をかぶった脳トレなのでは?脳トレってタイトルだと「は?俺小足見てから昇竜余裕だし」とかイキった若者が手にとってくれなくて知能指数が下がる一方であることを懸念した国会議員の連邦さんが大好きなファイナルファンタジーを使った脳トレを生み出すことで国民の教育レベルを上げようと目論んでいるのでは?という陰謀論まで脳内で発展するほどです
でもそこが脳汁出て楽しい感じなんで今後も精進しようと思います!
タイマンも張れるヒーラー
そんな感じでしばらくはプレイ日記みたいなものも書いていこうかなあと思いますので、日記は読まなくていいんですけど一人の新人プレイヤーを陰から応援してくださると幸いです!
オンラインゲームといえばネットのプレイ日記みたいなところあって、こういうの書くの僕の夢だったんですよね!楽しみです!
では今回はこのへんで!